「アンテナ工事とケーブルテレビの違いが知りたい」
「アンテナ工事をするメリットやデメリットは何?」
テレビを視聴するためのアンテナ工事を行う際に、このような悩みはありませんか?
【テレビアンテナ工事のメリット】
①月額料金が要らない
②依頼からアンテナ工事完了まで最短即日可能である
③自分の好きなインターネット回線と契約し利用できる
【ケーブルテレビのメリット】
①専門性の高いチャンネルが豊富にある
②電波の弱い地域や天候に左右されない
③固定電話やインターネットとまとめて契約できる
この記事ではテレビアンテナ工事とケーブルテレビの違いについて解説します。
最後まで読むと、それぞれのメリットとデメリットや注意点などもわかります。
参考にしてみてください。
テレビアンテナ工事とケーブルテレビとの違いは?
テレビアンテナ工事は、地上デジタル放送や衛星放送の電波を受信するアンテナを取り付ける工事のことです。
テレビアンテナは、地上波デジタル放送用アンテナと衛星放送用アンテナの2種類があります。
アンテナを屋根やベランダに設置し、電波塔からの放送用データを受信してテレビに映像を映し出します。
一方、ケーブルテレビはアンテナ不要で、専用のケーブルによりテレビ電波を送信する仕組みのことです。
月額利用料を支払えば、テレビ番組を視聴できます。
テレビアンテナ工事の3つのメリット
テレビアンテナ工事をするメリットは、以下の3つです。
①月額料金が要らない
②依頼からアンテナ工事完了まで最短即日可能である
③自分の好きなインターネット回線と契約し利用できる
詳しく説明します。
①月額料金が要らない
アンテナ工事する際には、初めにアンテナを設置する費用はかかりますが、月額料金は発生しません。
※NHK受信料は発生します。
長期的にみると、トータルコストはケーブルテレビより安くなるでしょう。
②依頼からアンテナ工事完了まで最短即日可能である
アンテナ工事は、業者に依頼すれば最短で即日設置が可能です。
アンテナを取り付けた後は、すぐに地上波デジタル放送を視聴できます。
すぐにテレビを見れるようにしたい人におすすめです。
③自分の好きなインターネット回線と契約し利用できる
アンテナ工事では、好きなインターネット回線を選んで契約できます。
高速インターネット回線や光回線などを利用することで、動画視聴からチャットなどのやり取りもスムーズに行えるため、ストレスフリーです。
自分の希望条件に合う回線を選べる点は、アンテナ工事の大きなメリットの1つです。
テレビアンテナ工事の3つのデメリット
アンテナ工事するメリットがある反面、デメリットも存在します。
①初期工事費用がかかる
②地域や天候の影響を受けやすい
③建物の外観を損ねる場合がある
上記の3つのデメリットについて詳しく説明します。
①初期工事費用がかかる
テレビアンテナ工事の初期費用は工事内容や依頼する業者にもよりますが、相場は30,000〜70,000円程度といわれています。
アンテナ工事を依頼する際には、予算として念頭に入れておいてくださいね。
また、アンテナは自分で設置することも可能です。
節約するのに有効ですが、自分でアンテナ工事を行うには怪我をするリスクが伴うため、専門業者へ依頼するのがおすすめです。
②地域や天候の影響を受けやすい
アンテナを取り付ける場所は、屋根の上やベランダなどの屋外の設置がほとんどです。
そのため、電波の弱い地域や天候に左右されやすいのがデメリットです。
テレビアンテナ工事をする際には、住む場所を考慮し、天候で視聴ができない場合もあることも考えましょう。
③建物の外観を損ねる場合がある
テレビアンテナにはさまざまな種類があり、デザインが異なります。
住む建物とアンテナのデザインが合うとは限りません。
アンテナは屋外に設置するため、建物の外観を損ねてしまう可能性もあります。
テレビアンテナ工事の際は、この点も忘れないようにしてくださいね。
ケーブルテレビの3つのメリット
テレビアンテナ工事のメリット・デメリットがわかったところで、次はケーブルテレビのメリットを説明します。
ケーブルテレビのメリットは、以下の3つです。
①専門性の高いチャンネルが豊富にある
②電波の弱い地域や天候に左右されない
③固定電話やインターネットとまとめて契約できる
それぞれを詳しく説明します。
①専門性の高いチャンネルが豊富にある
ケーブルテレビでは、地上デジタル放送やBS・CSなどの衛星放送など、たくさんのチャンネルが視聴可能です。
映画をはじめ、ドラマやスポーツ、ミュージックなど、専門性の高いチャンネルが豊富にそろっています。
②電波の弱い地域や天候に左右されない
ケーブルテレビでは、電波が行き届かない地域やアンテナが設置できない建物でも、地上デジタル放送および衛星放送を視ることが可能です。
ケーブルテレビのケーブルは、地中に埋まっており、有線を通してサービスを提供します。
そのため、建物の立地やデザイン、天候に左右されることがないため安心です。
③固定電話やインターネットとまとめて契約できる
ケーブルテレビでは、テレビの他に、固定電話やインターネット、さらに電気やガスなども提供しています。
そのため、セットで加入すると割引されるため、月額料金を安くできます。
基本的に、ケーブルテレビ+固定電話+インターネットのセット加入すると、月額料金が1,500〜3,000円程度割引されるところが多いです。
ケーブルテレビの視聴以外に他のサービスも利用したい場合は、まとめて契約しましょう。
ケーブルテレビの3つのデメリット
ケーブルテレビのデメリットについても知っておくと、アンテナ工事との比較検討に役立ちます。
ケーブルテレビのデメリットは、以下の3つです。
①月額費用が高い
②インターネット回線の速度が遅い場合がある
③衛星放送の視聴しなくても衛星放送のNHK受信料がかかる
詳しく見ていきましょう。
①月額費用が高い
ケーブルテレビの月額料金の相場は、4,500〜7,500円程度です。
年間にすると54,000〜90,000円かかり、それなりに高い費用となります。
無料のYouTube、月額1,000円程度で利用可能なAmazonPrimeなどの動画配信サービスを考えると、ケーブルテレビの費用は高く感じますよね。
安定したサービスと豊富なチャンネルは魅力ですが、月額料金が高いのがデメリットです。
②インターネット回線の速度が遅い場合がある
ケーブルテレビのインターネット回線は、ケーブルテレビサービスのオプションとして付随している場合が多いです。
そのため、回線の最大速度が遅い傾向にあります。
ネット回線の速度が遅いと、動画やゲームなどが途切れたり、ファイルの送信などに時間がかかったりします。
この点も考慮に入れて加入を検討しましょう。
③衛星放送を視聴しなくてもNHK衛星放送受信料がかかる
NHK受信料は、地上デジタル放送と衛星放送の料金で分かれています。
アンテナ工事の場合は地上デジタル放送分の料金だけで済みますが、ケーブルテレビの場合は衛星放送を視聴していなくても、地上デジタル放送と衛星放送の2つの料金を支払わなければなりません。
年間の差額は約10,000円程度。
衛星放送を視聴しない場合は、ケーブルテレビの選択は考え直した方が良いでしょう。
テレビアンテナ工事での注意点
アンテナの工事を専門業者へ依頼するときは、早めにしておきましょう。
引っ越しシーズンは予約が混みあうため、希望の日に工事ができない可能性があります。
また、料金の安すぎる業者を選ばないことも大切です。
安定した受信や場所にアンテナを取り付けるには知識や技術が要ります。
安い業者は満足いくサービスを提供できないケースがあります。経験豊富で実績のある業者を選びましょう。
アンテナ工事の際には、保証期間の確認も大切です。
業者によって保証年数が違うため、工事のときに業者が来てくれるのか事前確認するのがおすすめです。
ケーブルテレビ加入での注意点
ケーブルテレビもアンテナ工事と同様、引っ越しシーズンは予約が混みあいます。
できるだけ早めに申し込みをしておきましょう。
多くのケーブルテレビ会社は、初期費用や数か月の料金が安くなるキャンペーンを行っています。
キャンペーンには、契約しばりによる違約金が発生したり、割引期間があるので、違約月や割引期間後の料金の確認が必要です。
また、更新月の確認も忘れないようにしてください。
更新月以外で解約をした場合は、解約金が発生してしまいます。
まとめ
この記事ではテレビアンテナ工事とケーブルテレビの違いについて解説しました。
テレビアンテナ工事とケーブルテレビのメリット・デメリットをまとめると、以下のようになります。
【テレビアンテナ工事のメリット】
①月額料金が要らない
②依頼からアンテナ工事完了まで最短即日可能である
③自分の好きなインターネット回線と契約し利用できる
【テレビアンテナ工事のデメリット】
①初期工事費用がかかる
②地域や天候の影響を受けやすい
③建物の外観を損ねる場合がある
【ケーブルテレビのメリット】
①専門性の高いチャンネルが豊富にある
②電波の弱い地域や天候に左右されない
③固定電話やインターネットとまとめて契約できる
【ケーブルテレビのデメリット】
①月額費用が高い
②インターネット回線の速度が遅い場合がある
③衛星放送の視聴しなくても衛星放送のNHK受信料がかかる
アンテナ工事するかケーブルテレビにするかは、自分のライフスタイルや環境に合わせて選んでみてください。
もしアンテナ工事で困ったら、専門業者へ相談してみましょう。