ーエアコンが冷えない!?主な5つの原因と3つの対処法を紹介ー
「エアコンの冷房が効いてないような気がする」
「エアコンが冷えない原因って何?」
このようなエアコンの悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
エアコンが冷えない主な5つの原因は、以下のとおりです。
①エアコン室内機の汚れ
②冷媒ガスの漏れ
③エアコンの性能と部屋の広さ
④室外機
⑤エアコンの故障・寿命
この記事では、エアコンが冷えない主な5つの原因と3つの対処法について紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
エアコンが冷えない!?主な5つの原因
エアコンが冷えない原因には、以下の5つが考えられます。
①エアコン室内機の汚れ
②冷媒ガスの漏れ
③エアコンの性能と部屋の広さ
④室外機
⑤エアコンの故障・寿命
該当していないか、まずはチェックしてみましょう。
エアコンが冷えない原因①:エアコン室内機の汚れ
最初に考えられる原因は、エアコン(室内機)の内部です。
エアコンの風は、フィルターやファンを通って吹き出してるので、放置したまま使用しているとホコリが蓄積していき、冷えづらくなります。
エアコンのフィルターのホコリや汚れを取り除くと、冷房の効きが戻るケースが多いです。
掃除してもエアコンが冷えない場合は、さらに奥の内部が汚れている可能性があります。
このような場合、素人が行うのは危険や不安が伴うため、業者へエアコンクリーニングを依頼するのがおすすめです。
最近は「自動お掃除機能」のついたエアコンが各メーカーから販売されています。
しかし、自動お掃除はフィルターの表面のみで、細部や奥までは掃除がされないため、人の手による定期的な掃除が必要です。
エアコンが冷えない原因②:冷媒ガスの漏れ
冷媒ガスは、エアコンの室内機と室外機をつなぐ熱を運搬する配管の中を循環しており、空気中の熱を移動させることで、温度を上げ下げしています。
冷房のときは、部屋の熱を室外機へ移動させ、冷たくなった空気がファンで戻る仕組みです。
冷媒ガスが漏れていると、温度調整ができなくなるため、エアコンが冷えなくなります。
漏れているケースとしては、下記のような場合があります。
・劣化による配管の腐食
・新品購入・引越での配管の取り付けミス
・室外機が倒れている など
冷媒ガスの漏れによる配管の交換やガスの補充に関しては、専門的な知識・技術を要するため、プロの業者へ依頼するのが良いでしょう。
エアコンが冷えない原因③:エアコンの性能と部屋の広さ
引越などで良くあるケースに、部屋の広さに対してエアコンの性能が合ってないことがあります。
エアコンには適切な部屋の広さが設定されているため、エアコンの性能より部屋が広すぎるとエアコンの効きが悪くなります。
また、木造住宅は鉄筋住宅より空気が逃げやすいので冷えづらいです。
エアコンを選ぶときには、部屋の条件に合ったサイズ(適用畳数)をしっかり確認しましょう。
日当たりの良い場所や最上階などの場合は、大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。
エアコンが冷えない原因④:室外機
エアコンが冷えないと室内機ばかりに目が行きがちですが、室外機の可能性も考えられます。
室外機の冷房役割は、部屋の温かい空気を外へ出すことです。
室外機の周りに障害物があったり、酷く汚れていると、熱が排出できなくなるためエアコンが冷えなくなります。
また、日の当たる場所に室外機があるのも良くありません。電力を消耗し電気代を高くしてしまう原因につながります。
どうしても場所が選べないときは、日よけをすると節電できます。
特に天候の悪い日の翌日は、室外機に異常がないかチェックしてみましょう。
エアコンが冷えない原因⑤:エアコンの故障・寿命
室内機や室外機にも異常がないのに、エアコンが冷えないときは故障や寿命かもしれません。
エアコンには異常を知らせるタイマーランプが備わっているものが多いので、点滅していないか確認してみましょう。
タイマーランプが点滅している場合は、異常のある箇所を特定できるので取扱説明書を参考に原因を調べてみてください。
故障の原因がわかったら、自分で直さず専門業者へ依頼するのがおすすめです。
また、耐用年数を超えて使用している古いエアコンは、寿命を迎えている可能性が高いので、修理するよりも買い替えを検討しましょう。
エアコンが冷えないときの3つの対処法
エアコンが冷えないときに改善する方法は、以下の3つです。
①フィルターの掃除を定期的におこなう
②室外機周辺をきれいにする
③適正な温度設定をする
自分でできることなので、日頃から心がけましょう。
対処法①:フィルターの掃除を定期的におこなう
エアコンが冷えない原因にもあった室内機のフィルターは、空気に含まれるホコリをキャッチする部分なので、汚れやすいです。
フィルター掃除は、以下の手順になります。
1.カバーを開けてフィルターを取り外す
2.掃除機でホコリを吸い取った後に水洗いして乾かす
3.完全に乾いたのを確認したら元に戻す
フィルターの汚れは、消費電力も上げる原因になるため、定期的に掃除するのがおすすめです。
対処法②:室外機周辺をきれいにする
室外機の周りは、以下の点に注意してきれいにしておきましょう。
・植物や物などを置かない
・不安定な場所に設置しない
・庭に設置する場合は雑草を取りはらう
エアコンを使用しないシーズンに、汚れないよう室外機にカバーをかけるのも良い方法です。
ただし、使う時期にカバーを外すのを忘れないように注意してください。
対処法③:適正な温度設定をする
早く部屋を涼しくしたいからと急な温度設定をすると、エアコンに負荷をかけ、故障につながります。
電源を入れて冷房が効き始めるまでは、外気温と5℃差くらいの設定温度にしておくとベストです。
環境省が推奨する室温は、夏は28℃・冬は20℃です。推奨室温になるように、エアコンの温度設定をしてください。
室温を適正温度に保つための工夫として、エアコンの自動運転モードの活用やサーキュレーターなどの併用をすると良いでしょう。
適正な温度設定は電気代節約にもつながります。
対処法を試してもエアコンが冷えない場合は業者へ
エアコンの冷えない原因が分かり、自分でやれる対処法を試しても、改善されないケースもあります。
そのような場合は、業者に修理を依頼したり、プロのエアコンクリーニングを利用するのがおすすめです。
素人では見つけられない原因を突き止めて、エアコンを元の状態へ戻せる可能性があります。
料金はかかりますが、エアコンを長持ちさせるために必要です。
まとめ
この記事では、エアコンが冷えない主な5つの原因と3つの対処法について紹介しました。
【エアコンが冷えない主な5つの原因】
①エアコン室内機の汚れ
②冷媒ガスの漏れ
③エアコンの性能と部屋の広さ
④室外機
⑤エアコンの故障・寿命
【エアコンが冷えないときの3つの対処法】
①フィルターの掃除を定期的におこなう
②室外機周辺をきれいにする
③適正な温度設定をする
エアコンが冷えない原因には、さまざまな要因があります。
原因が分からないと、使用したいときに困りますよね。
日頃からエアコンの定期的なチェックや掃除を心がけ、解決できない場合は早めに業者へ依頼しましょう。
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